風をたべてきみはめをとじて だれもしらないぼくのたにそこへたにそこへ とおりぬければそこははてしなく きりははれてやがてうつすだろう せいのはねをひろげそらをおよぐ またべないきみにかたよくをあげよう せいをうけてからくつうをせおい なまりのうへんはおちていく つかんだものはめがさめればあとかたもなくきえてゆくけどわすれないで かたちのないげんそうにちがいはないけどきみにつばさはのこるからきっと ひかりをのみうえとかわきいやし みずにうかぶくもをおいこして せいのはねをとじてみなもをよぶ ほらみえないけしきがしきむかえいろづく なれないからだのはねをやすめて みずべによこたわりねむる つかんだものはめがさめればあとかたもなくきえてゆくけどわすれないで かたちのないげんそうにちがいはないけどきみにつばさはのこるから ねむったままであとすこしだけゆめをみてていいよあすならまだこない きみのえかくむげんにひろがるかのうせいのはなさけてぼくにいつかみせて みせてほしい きみにはねがみえる