break down 声も出せずに色褪せた 雨音に哀れみの 冷たい失意を浮かべても 拭えない悲しみよ 黄色い痛みに怯えながら 太陽の光を求めていた 抑えきれない血の匂い 抑えることのできない無力感 そうすべては君のためだけに ああ 答えてくれないか 行き場を失くしたこの愛に ああ 答えてくれないか 醜く歪んだこの肉体に 変わらない君への想いはまだ消えず 赤く口を開く螺旋へと nostalgie砕け光落ちてゆく ヒラヒラと丸を描きながら 口ゆく部屋で君を纏う時を刻む音を聞きながら 剥がれ落ちる皮膚の裂け目にうごめく苛立ちは羽を伸ばす 天に向かい昇りし白馬は帰り道すらわからぬ森へ その果実は触れない方がいい 甘さに溶けて消えてしまうだろう お前はお前でいられないだろう お前は姿を変えるだろう 待ち続けても君は来ない