ごめんね こんなふうに君のことを困らせるの 最初で最後だって決めている 何度も やたら甘すぎるチョコレートみたいな 真っ白な夜は嘘だらけおとぎ話の世界 本当はずっと夢見ていたの 本当はずっと知らなかった 眠り姫はね王子のキスを 待っているだけでは駄目だと ずるいよ 私だけにくれた笑顔のせいにして もう一度目をつぶって焼きつけた 最後に 君と過ごしたこの日々のすべてが 足をすくませでももっと背中を押してるから 本当は全部知らなかったの 本当は全部わかっていた 目を覚まさなきゃいけないんだね 君との明日ではなくても 言いたくて言えなかった言葉指先で灯すたびに 一言(ごと)ごと君に触れてく感触息もできないくらい 本当はずっと夢見ていたの 本当はずっと知らなかった 雲ひとつない初めての空 すりむいた心に染みてく