ごごになって たいようがぬれたほほをかわかして しずかにもえるひびの たよりないりんかくをなぞった そこにただあるだけで そのままぎゅっとひきよせて わけもなくだきしめて こときれるまで モノクロのそうれつを みおくったまちはずれの おかからはにびいろに たちのぼるかなしみが みえたんだ そばにただいるだけで なみだがそっとながれおちて いのるまえにだきしめて くちはてるまで ちのあじのしない ぼくらのたましい たぐりよせたてが ふるえていたんだ さびしくなったよ いとおしくおもったよまた そこにただあるだけで そのままぎゅっとひきよせて わけもなくだきしめて いつのひかこときれて くちはてるまで