ねえ、もしもすべて投げ捨てられたら 笑って生きることが楽になるの また胸が痛くなるから もう何も言わないでよ ねえ、もしもすべて忘れられたなら 泣かないで生きることも楽になるの でもそんなことできないから もう何も見せないでよ 君にどれだけ近づいても 僕の心臓はひとつだけ ひどいよひどいよ、もういっそ僕の体を 壊して引き裂いて好きなようにしてよ 叫んでもがいてまぶたを張り裂いても まだ君は僕のことを抱きしめて離さない もういいよ ねえ、もしも僕に心があるなら どうやってそれを見つければいいの 少し微笑んで君が言う それはね、ここにあるよ