夕日が落ちるように 胸が染まるので 耳鳴りのような 鼓動を隠して バスに乗った僕は言う 君は灰になっていく 例えばこんな言葉さえ失う 言葉が僕に言えたら 灯篭の咲く星の海に 心臓を投げたのだ もう声も出ないそれは 僕じゃどうしようもなかったのだ どうせ死ぬくせに辛いなんて おかしいじゃないか どうせ死ぬくせに辛いなんて ああ あああ だから愛さえないこんな世界の色に 僕の歌を混ぜて もうどうかしたいと思うくせに 僕はどうもしないままで あああ 灯篭の咲く星の海に 心臓を投げたのだ もう声も出ないから死んだふり なんてどうもなかったのに 僕もきっとこうでよかったのに 君がずっと遠く笑ったのだ